「この世界は創造が大好きだ
創造を望む者には
その技術や機会を
惜しみなく注いでいる。」
ちょうど畑に蒔いた種から
インゲン豆が生み出されたことに感動していたところで
そんな言葉が聞こえてきた。
たしかに、地球は創造で溢れている。
何万年、何億年と同じような日々を繰り返しているようで
実は同じ日々など何ひとつもなく
この場所ではずっと何かが創造され続けている。
そんな自覚もないままに
人間も、動物も、植物も
みんな何かを創造することに勤しんで
知らず知らずのままこの星の発展に貢献している。
創造という世界は
実はどこかで一つに集結されている、
そんな気にもさせてくれるのだった。
実際わたしは
野菜を育てることで
音楽を育てているし
音楽を育てることで
この創造の世界をほんの少し、
ほんの少しではあるけれど
確実に広げていると感じている。
何もなかったはずの土の上に
あんなにも小さな種を蒔いただけなのに
立派なインゲン豆がこの世に創造されてしまった
それは何もなかったはずの場所に
音楽が生まれた時の感動となにも変わらないのだ。
新しい命が創造される瞬間に立ち会う。
そしてその経験をもって
私が生み出す音楽そのものも
変わってゆく。
この目とこの心を通して感じるすべては
無意識にもつながってゆくのがわかる。
そんな風に、
もしかしたらインゲン豆のほうも
わたしに創造されたことで
何か未知なるインゲン豆の世界が
深まっているやもしれない、なんて。
目の前にある採れたてのインゲンが
どうもまったくの他人だとも思えないし...
(そもそも人ではないが)
だってそのインゲンを食べた瞬間に
インゲンはインゲンではなく
私に変わるのだから。
やっぱり繋がっているよね。
私は何に変わるのかな。
何に求められているのかな。
この星が創造を許してくれる間は
わたしも創造を続けたい。
それを求められているようにも思うし
私も創造することを求めている。
需要と供給が満たされているわけだから
自分は地球に生まれるべくして生まれたのだろう。
心の中の地球への探求は続く。
畑は良き探求場だ~
先日、現在制作中の新曲たちの曲順を考えていたよ。
曲順も並び方が違うと、心の中で
「ちがうよぉ~?なんか違うよ~??」
と囁いてくるから、いや君は誰だ、と突っ込みたくなる。
心の中がいつも囁いてて、面白い。
おかげで良い曲順になったよ!